「おい、お前。」 「僕お前って名前じゃないんだけど。 鬼慈志って名前がちゃんとあるんだけど。 まぁ、前みたいに呼んでくれてもいいよ、利來。」 「っ、」 「さて、僕は待たされるのは嫌いなんだ。 こんな獲物を前にして待つのはね。 まぁ、今回は死を耐える君の声が聞きたかったから起きるまで我慢してたけど君も起きた事だしそろそろ始めようかな?」 そう言って鬼慈志はかがみニヤッと笑った。