「ハァ、ハァ、ハァ、…先生?」




保健室に着くと割れたガラスを片付けている先生しかいなく、そこには利來の霊力と強い邪気が残っていた。




「あら、幸嶺さん。
怪我でもしたの?」




「あ、いや…

それよりどうしたんですか?」




「あ…これ?」




苦笑いをし何かを心配するような目をしていた。