刻印を持つ古の巫女



時間もすぎ今は3時間目。




やべぇ、また頭がぼーっとしてきやがった。




保健室で寝かせてもらおうかな。




「おい、利來大丈夫か?
顔色が悪いぞ。」




「…あ、悪い。

僕、保健…!」




ドクッ!ドクッ!




「り、利來?
お前マジで大丈夫なのか?」




ドクッ!ドクッ!




し、心臓が…




「ハァ、ハァ、ハァ…」




「利來!おい、利來!」




僕を呼ぶ雅の声さえ聞こえず僕はその場に倒れた。



利來side終わり