刻印を持つ古の巫女



森を出たまでは覚えていたのに気づいたら家の前にいた。




「利來、大丈夫?

さっきからなんだか体調が悪そうだけど。」




「あ、あぁ、大丈夫だ。」




「…ならいいんだけど。」



そのまま紗良はお大事にと言って帰って行った。




寝れば治るだろうと思い寝てみるが一向によくならない。




風邪でもひいたのかと思うがそれといった症状は怠いというだけであとは何もない。




とりあえず今日は寝よう。