刻印を持つ古の巫女



「そういえば保健室の帰り閑田君を見かけたよ。

しかも女の子と一緒だった。
あれは絶対に告白だね。」




告白!?




バンッ!




「今告白って言った!?」




「え、言ったけど。

はは~ん、気になるんだ~。」




ニヤニヤして私の顔を指さす美樹ちゃん。




「べ、べべべべ、別に…。」




「気になるんだ~」



「…」




私はコクリと頷いた。