鬼慈志side
「ククク、紗良おれは夢なんかじゃないんだよ。」
「鬼慈志様、どうやって千覇の奴を探すおつもりですか?」
「フッ、あいつも生まれかわっているって事は僕や紗良のように霊力を受け継いでいるはず。
妖怪の霊力をね。
それなら探すのは簡単だよ。」
「はぁ…
ですが方法はあるのですか?」
「さっきも言ったけど千覇には僕の霊力が混じっている。
僕の霊力なんて僕自身で覚醒させるのは簡単だからね。」
「ですが力はまだ完全では。」
「だからこれを使うんだよ。」
この前僕の牙と一緒に盗ってきた炎鳥の羽を見せた。
「この羽があればそれくらいはできる。
千覇、待っててね?
すぐに見つけて殺ってあげるから。」
鬼慈志side終わり

