______……

「っ、も、戻った。」




「これが三人の関係だ。」




千覇の最後にみたあの顔はとても楽しそうな顔をしていた。




もう、二度と会う事はできないのに。




ん?
会えない?

紅弥様の生まれかわりである私や封印されたはずの鬼慈志は今いるわけだからもしかしたら千覇も…?




「ねぇ、炎君。
鬼慈志の封印が解けたように千覇の封印も解けてるんじゃないの?」




「確かに千覇もこの世にいると思が…」




「いると思が?」




「千覇の生まれかわりを見つけ出す事はかなり難しい。」




「なんで?」




「千覇には紗良のように刻印があるわけじゃない。
だが何かしら霊力のあるはずだとは思う。」




霊力があるって事は陰陽師とか?
いや、でも雅君みたいに見る事のできるだけの人もいるし…

ん~分からない!