刻印を持つ古の巫女



炎鳥side




紗良め、俺も連れて行けよな。
あいつに何かあったら誰が守るんだよ。




「はい、炎君。」




「!、こ、これはっ!」




俺の目の前におかれた団子は白いお餅に茶色いタレがこれとばかりに塗られた団子。




「フフフ、炎君の好きなみたらし団子よ。」




今の時代の食べ物はあまり口に合わないがこれだけはなぜが口に合う。




「これを食べて機嫌を直してね。」




「おぉ!」