刻印を持つ古の巫女



「ギャーッ!
助けて!誰か助けて!」




「ねぇ、また悲鳴が。」




「分かってる。」




一体この中で何が起こってるの!?




ドンッ!




「痛っ!
もう、いきなりの止まらないでよ!」




「っ!」




どうしたんだろう?




「炎君?」




炎君の背中から顔を出してみると…




「!
し、死んでるの…?」




そこにいたのは血を流した小鬼だった。