刻印を持つ古の巫女



「言われたくなければ気をつけるんだな。」




炎のやつ主人によく言うな。










「ん?どうしたの、利來。」




なんだ、いまの邪気は。




「どうしたの利來?」




「ん?
いや、何でもない。」




紗良は気づいてないのか。
まぁ、まだうまく力を扱えてないみたいだし仕方ないか。




「ほら、早くしないとお父さん達に怒られるよ。」




「あぁ。」