というよりも、沢渡先輩が隣にいないだけで… 退屈で……たくさん書かれた活字が眠気を誘う。 「あぁ…退屈だなぁ〜。やっぱり大好きな先輩がいないとつまんない!!」 私は、ぶつくさ文句を言いながら本を読むのをやめた。 そして…… 何かを思い付いたように、窓際に椅子を持っていき外を眺めだした。 沢渡先輩に、初めて会った夏を思い出すなぁ〜 なんて物思いにふけっていると…… 「ハァァ…。尾河さん、サボりですか??まったく……。」 と私の後ろから、聞き覚えのある。 大好きな声がした。