さて、そんなことを繰り返していると、いつの間にか立っているのは、俺と総長だけになった。 とは言っても、ほとんど彼らの自滅なんだけど。 「おまえ……何者なんだ…」 総長が目を見開いている。 「俺?」 頬を伝っている汗を肩の服で拭う。 「椎名隼人」 総長の顔が青ざめていく。 「俺は青龍四代目総長――椎名隼人」 自然と、口角が上がった。