あたしが見た世界Ⅲ【完】





「やっぱジャクだーっ」




彼女はそう言って、ブランコから立ち上がった俺に抱き着く。




「え、ちょっ?」




「久しぶりぃーっ」




彼女は顔を上げて、ニィっと満面の笑みで笑った。




それを見た俺は確信した。




――あぁ、アイだ




「おかえり」




俺はアイをギュッと抱きしめた。