あたしが見た世界Ⅲ【完】





「おう、お帰り」




「連絡すりゃぁ、ごちそう作ったのに」




「ごめんごめん、俺ちょっくら外おるわ」




なんとなく公園に行きたいと思った俺は、リビングに顔を出して外へ出た。




歩くと足音が闇に響く。




公園に着くと、幼い頃によくやっていたように、ブランコに座り、空を見上げる。




飛行機が光っていた。