夜一よりも強いだけあって、動きが早い。
-----ダァンンッッ
「チッ」
弾がなかなか当たらない。
当たってもかすめる程度で、足止めにもならない。
てか、そろそろ決着をつけないと疲労がヤバい。
さっきの弾幕ここでやっときゃよかったかな、とか思いつつ、俺はトカレフの弾を抜く。
そしてそれをその場に置き、再び鎖鎌を手にしてアイの助太刀をする。
-----ギィンンッ
俺の刃とシンの刃が交わる。
「…く…っ」
彼にも疲れが出ていた。
肩で息をしている。
シンは所々、小さな傷をつくっていた。
だけど、それは致命傷と呼ばれるものでもないし、放っておいたら治ってしまう程度の傷をだった。


