――――――――――――――――――――――――――……… 「本当にこっちで合ってるのか?」 あたしは先を行くリュウ兄の背中に話しかけた。 「こっちの方が早く着く、はず」 リュウ兄は辺りをキョロキョロして見る。 あたし達は倉庫に向かっている。