「おはよ」 あたしはしゃがんだまま、リュウ兄に言った。 太陽が眩しい。 「おー」 「今日でこの寺ともオサラバだな」 「おー」 「……隼人たちは元気にしているだろうか」 ふと気になったことを言ってみる。 「おー」 「……………………」 まだ眠たいのだろう。 さっきから『おー』としか言ってない。