「どこ間違えたん?」 慧が俺の思っていることを聞いた。 「…の問題の……あ、そこです」 「あ、ここか」 「1+2を5にしてしまいました」 語尾に星のマークが付くような勢いで、宙がニッコリ笑った。 気のせいか、笑っている顔がゲッソリしているように見える。