「……………」




することがないので、息を吐いて天井を見る。




アイが来なくなって、二ヶ月。




もうアイがいないのがフツーになってきた、この頃。




アイっていうのは俺が見てた夢で。




実はアイという人間は存在してなくて。




俺は夢に出てきた人間に恋してたっていう。




そんな考えがグルグル頭の中を回る。