いつも俺らが集まる部屋に帰ると、朱雀と慧がはしゃいでた。 「お!梨斗ちょうどええ時に帰って来たなぁ」 慧がニヤニヤしながら俺に言う。 「え、ナニ?」 「梨斗、ちょっとでええけん体貸しいな」 「は!!?」 朱雀の息がなんか荒い。 しかもなんか、ハァハァ言いながら俺に近づいてくる。