『ボロボロ』 ボロボロの君を抱えて 明け方帰る 君の知っている君と 僕の知っている君は 別人に近いから この抱えている身体は ちっとも君とは思えない ボロボロの傷ついた体を 自分だと思ってる君は 人生を呪っているが 呪っている割りには 無傷の魂しか見えない (帰るのはどこだ?) 君がうわごとみたいに呟く 君を連れて行こう ハートの奥のそこをまた越えて