現実幼なじみ!




放課後になり委員会に出た。

相変わらず代わり映えのない話し合いで短時間で終わる。


終わると悠翔について来て、と言われあたしは悠翔の後ろをついていく。


連れて来られたのは空き教室だった。


「いきなり付き合ってとか言ってごめん」

「ううん。気にしないで…」

「そっか」


シーンとした静寂が話しづらい雰囲気を作りだす。

何か話してほしいんだけど…。


「話しにくいな、なんか」

笑いながら机の上に乗っかった。

「沈黙は嫌いなんだけど」

「今、話すから…」


悠翔の顔が真剣になる。

いつもの悠翔と違う…。