夜中の0時を回っても寝れないあたしがいる。 心がモヤモヤするな…。 ♪〜♪〜♪〜♪〜♪ 着信音だ。 「もしもし蒼?」 『こんな時間に悪いな』 「ううん。何かあった?」 『空…見てみて』 「空?」 あたしは部屋の窓を開けると肌寒い夜風があたしの体を包む。 空を見上げると満天の星空が広がっている。 「珍しいねー!こんなに星出てるの」 『だろ?桃が星好きそうだから教えた』 「ありがとう。すごい綺麗だね…」 『ん…まぁ、それ以外にも理由はあるけどな』 それ以外の理由?