誰だ?
手が挙がってる先を見ると意外な人物だった。
「波木か」
悠翔が手を挙げていた。
「俺…やります」
こういうのやるようなキャラじゃないのに…。
珍しいな…。
「編集委員になった波木と伊賀は放課後委員会がある。場所はミーティングルームだ」
「はい…」
あたしは小さく返事をして蒼の方を見た。
「相方…」
「ん?」
「波木って気にくわない」
「しょうがないよ」
苦笑いしながら蒼に言うと、
「何かされる前に俺に言えよ?あいつ軽そうだから」
「それはあるかもね…」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…