蒼と悠翔のことはたいして気にせずホームルームで先生が来るまでの間、日菜と話していた。


「そいえば今日ね、委員を決めるらしいよ」

日菜が委員について振ってくる。

「委員?この時期に?」

「うん。編集委員だってさ」

「編集委員かー…」

「うちの学校で出される雑誌みたいなのの編集をするんだって」

「そんなのあったんだ。面白そうだなぁ〜」


委員会に所属していない、あたしにとっては興味がある話しだった。

やってみようかな?


「あっ!そうだ!彼氏さんと一緒に委員にはなれないわよ」

「なんで?」

「帰宅部限定らしいよ」


ちょっとテンション下がる…。