現実幼なじみ!




「もうすぐテストじゃない?だから今、話してたんだけど…」

「うん…」

「蒼は勉強が苦手だから桃ちゃん家に行って勉強教えてもらいなさい!」


蒼があたしの家に来る…

別に良いんだけど…

「あたしが勉強教えるの!?」

「お願い出来るかしらー?」

「俺は勉強教えてもらわ…「蒼は黙りなさい!」


ピシャリと遮られて、結局あたしの家での勉強会が決定した。


部屋片付けなきゃ!

あたしの心配はそれだけだったけど……


「協力してあげる」

「あっそ…」


蒼は勉強が大嫌いだから、嫌だと思う。