ピンポーン……−−−
蒼の家のチャイムを鳴らす。
そしたらバーンといきなりドアが開いた。
「もーもーのー!」
「玲央!」
バフッとあたしに抱き着いて来て、ジャンプしている。
「よいしょっと」
「だっこー!」
抱っこするとかなり喜んでくれている。
ほんとに可愛い!
「お邪魔しまーす」
「桃乃ちゃん、おかえり!」
「ただいまー」
蒼ママとお母さんは、出迎えてくれて何やらあたし達の成績について話してたみたい…。
「蒼はほんとに勉強出来ないから〜…」
「でも運動出来るじゃない!桃は運動出来ないから…」
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