現実幼なじみ!




「…絶対にブレスレット取り返してみせるし………」


その続きは蒼にしか聞こえないぐらい小さな声で囁いた。


さすがに停学を取り消しにしてもらえるとは思ってない。

だけどあたしなりに動いて頑張ってみる。


蒼に凹んでる顔なんて似合わない。

笑っててほしいし…


こういうピンチの時に助け合えるのが「幼なじみ」じゃない?