現実幼なじみ!




「あ、おはよう桃乃」

「あっと…取り合えず日菜おはよう。隣は……鈴原?」

「おっす!!」


金髪を通り越して赤?

赤っぽくなってるよ、髪の毛!?


これで日菜が言ってたことが分かった。

停学……

蒼と鈴原のピンチだよっ!


「よっ蒼詩!」

「あぁ、夏月。お前の髪の色すげーなぁ…」

「蒼詩だってヤバいぜ!」


あんた達は負けず劣らずだよ。

言ってやりたい。


日菜が大人しい、

そう思って座ってる日菜に目をやると、呆れてるようだった。



その時、

ガラガラ―…


教室のドアが開き閉まる。