現実幼なじみ!




キツイ部活も休憩に入った。

俺と夏月は1年でスタメン取ってるから練習もかなりキツイ。


「うげっ…疲れたぁー!蒼詩疲れたぁー!」

「うるせーよ。俺も疲れてるっつーの」


軽く夏月をあしらう。

でも夏月はまだいいよな。

同じ部活にマネージャーとして彼女がいるから…。

ずっと彼女と一緒にいれる夏月を少し羨ましく思ったりもする。



「…ったくそれにしても何なんだよぉ〜…」

「なにが?」

「蒼詩だって知ってんじゃん。校則改訂のやつ」

「あぁ、あれか」


蛇口を捻って水をごくりと飲む。

…ぬるい。