ど、どうしよう…!!


取り合えずあたしはトイレを済まして、小走りで教室へ向かう。



「どうしよう…!!」


あたしは勢いよく席に戻る。


「そんな慌ててどうしたの!?」


日菜が席を立ちあたしのところに駆け寄って来る。


「ブ、ブレスレットが…」


あたしは日菜の腕をぎゅっと掴み言う。



「落ち着いて…取り合えず座ろ?」

「うん…」


日菜に宥められて席に座る。


蒼と鈴原は黙ったままあたしの話しを聞こうとしてくれてる…。

こんな人前で感情取り乱すことないからね…。