次の日の朝。
あたしと蒼は前の席の日菜と鈴原と話していた。
もちろん、担任について。
「ねぇねぇ!どんな担任来ると思う!?男かな、女かな?」
興奮気味に話す日菜。
「どっちでも良いけど、男の担任って感じする」
冷静に対応してる蒼。
「えーっ!俺はちょー美人の女の先生が良いなぁ!」
日菜に増して興奮してる鈴原。
「鈴原は日菜に一途じゃなかったの?」
正直、美人な女の先生とか来てほしくないと思ってるあたし。
「そうだっ!夏月は一途なはずでしょ!」
「嘘!嘘だって、日菜ちゃん!」
ばしばしと日菜に叩かれて鈴原は涙目になってる。
「まっ、あと数分でその担任にも会えるからな」
蒼が話しをおさめると、

