「ちょっ、お前何目開けてんの!」 「あ…気づいた?」 「目ぇ閉じろ…バカ」 「んっ……」 二人の唇が重なった。 優しくて甘いキス。 でも、あたし思った。 蒼もあたしとのキスの時に緊張してくれてるのかもって。 あたしと目が合った時に顔を赤くして慌ててたんだもん。 何だかそれが嬉しかった。