現実幼なじみ!




メールを送ってしばらくして蒼からの返信がきた。

マンションの入口で待ち合わせ、と。


「素っ気ない…」


あたしは部屋から出て制服のまま真っ直ぐマンションの入口に行く。

向かいから蒼が来た。


「待った?」

「ううん、全然」


重たい空気の中、あたしは話をする。

もちろん、あの美人な女の人について。


「今日、一緒にいた女の人って誰なの?」


唐突に聞きすぎたかな…?


「別に…ただの友達っつーか先輩」

「先輩…?二人とも接点とかなさそうじゃん」


追い撃ちをかけるように質問してしまう。

こんなふうに言うつもりなかったのに。