現実幼なじみ!




先輩は不服そうな顔してる。

桃と話した方がいいかな…。


「まっ!彼女さんを悲しませないことねー。…ジュースありがと。嬉しい」

「いや、どういたしまして」


俺はコンビニを出て鞄から携帯を出した。

メールが一件。

桃からだった。


「今から会おう…か…」


会って話たいけど臆病に悩む自分がいる。

でも止まってるだけじゃ桃にも悪いし…


マンションの入口で待ち合わせ、とだけ返信して足早にマンションに向かった。



桃に話したいことはたくさんある。

特に悠翔との関係。


冷静に話さないとな。