私と莉子と健人も大和の部屋に入るしかなかった。 部屋入ると大和が少しだけ、 話してくれた。 「…わりーな。変なところ見せちまって。…親父がさ、小学生の頃から単身赴任でほとんど家空けててよ。でも昨日久々に帰ってきたと思ったらこれだ…。本当ごめんな。」 そんなことを聞いて私たちは 「そーなんだ。」 としか言えなかった。 そんなことがあり、 私たちは大和の家に行くことはなくなった。 というより、大和が家に呼ばなかった。