「ほんとですか?
立てますか?」



この子
優しーなー…。

先輩感心しちゃったよ…。


「ありがとう…!」



痛いのを無理して立ち上がり

「じゃ!授業遅れちゃうから
行っていいよ!!ごめんね!!」

というと男の子はぺこりと頭を下げ
走ってクラスに入っていった。




キーンコーンカーンコーン~…