side...実依子


職員室に着くと、
部員と思われる男子一人と
マネージャーっぽい女子一人、

そして中野先生がいた。


「おぉ木部!待ってたぞ。」
中野先生が最初に口を開いた。

続けて、
「佐野、小宮、今日から2ヶ月間
男子バスケ部のマネージャーを
引き受けてくれた、木部実依子だ。

色々教えてやってくれー。」


「木部実依子です。
今日から宜しくお願いします。」


緊張して二人の顔を見ながらは
言えなかったけど、

お辞儀をして挨拶をした。