バスケットボールと先輩と私。




木部の声のトーンからは、どうも別れ話(?)をするような感じではなかったから、一安心。



でも……会いたいって何だろ。


めちゃくちゃ嬉しいんですけど!!!



俺はまだ学校から出たばっかりだったし、木部はまだ学校だと言うので

学校近くの公園で待ち合わせをした。


嬉しさでチャリぶっ飛ぶ~♪



かなり全力でチャリこいで来たけど、
もう木部は着いていたみたいだ。


学校からならここは近いし、まぁ、そうなるか。



……てか、こんな夜に一人で待ってるとか危ねぇ!!



もっと俺早く来いよ!と、自分に怒った。