バスケットボールと先輩と私。





その言葉を聞いて、私は涙を流さずにはいられなかった。



本日三回目の涙。


今度は、幸せすぎて。



「先輩っ、わたっ」


私も好きですと言おうとしたけど、

先輩が、私の口に人差し指を添えて遮った。



先輩の言葉には、続きがあったんだ。