その言葉を聞いて、私は涙を流さずにはいられなかった。 本日三回目の涙。 今度は、幸せすぎて。 「先輩っ、わたっ」 私も好きですと言おうとしたけど、 先輩が、私の口に人差し指を添えて遮った。 先輩の言葉には、続きがあったんだ。