「しかも何で今更? 今までそんなん気にしてなかったじゃんか」 「確かに私、嫌われててもあんまり気にしないけどね。でも別に、嫌われるのが好きな訳じゃないから」 真奈の半ば面倒臭げな問いに、瑞姫は真面目な顔で答えた。 「友達になって……なんて図々しいこと言わないから、」 独りはもう辛いよ。 家に帰れば“家族”がいるけど、家が心地好いだけに、学校(ここ)が辛い。 友達じゃなくて良いから、 「まあ……、嫌われない程度に人付き合い上手くなりたいなぁ、って」