家が近付くたびに

表情が変わっていくのを

間近で見ていて、俺の心配は昨日よりも大きくなっていた。





泣かないで。


苦しまないで。




その悲しみを


俺が代わりに背負ってやれるものなら…





俺には何ができるんだろう。


教師と生徒として出逢った俺達には

どんな未来が待っているのだろう。