俺は黒板の前で、もう一度その詩を読んだ。 直は俺を見ている? それとも、うつむいて涙を流してる? 俺は、振り向かずに、チョークを持った。 その詩の最後に付け加えた。 『ずっとそばにいてください』 直は、俺の背中が好きだと言った。 俺のチョークを持つ手が好きだと言った。 俺の斜め右上がりの字が好きだと言った。 直・・・まだ俺のことが好き?