月だと思って・・・



直にそう言いながら、俺は自分にそう言っていた。




もし、この先お前が俺から離れてしまったとしても、

俺は永遠に忘れない。



寂しくなったら月を見て、お前を思い出す。


お前と見たこの美しい三日月。

お前と前に見た満月。




どれも俺にとって

永遠に忘れられない美しさだった。