俺は、こんなにも愛している直にまだ言えないままだ。 俺は、直の名前を呼びながら、 真実を告げる日のことを想像した。 離れないよな? 俺から離れないよな、直。 俺の過去を 受け入れてくれる? 受け入れてくれなくてもいい。 今の俺を好きでいてくれれば、それでいい。 直、そんな衝撃的な告白をお前は どんな気持ちで聞くんだろう。 また泣かせてしまうだろう。 また悩ませて、苦しませてしまう。 ごめんね、直。 こんな俺だけど、 ずっとずっと、そばにいて欲しい。