部屋に入るとすぐに俺は直を抱きしめた。 直の笑顔を取り戻す為、 俺の元気を取り戻す為・・・ 俺は直と激しく求め合い、愛し合う。 何かを吹っ切るかのように 俺は直の名前を呼んだ。 堂々と名前を呼ぶのは初めてだった。 「直、直・・・好きだよ。」 「先生、大好き・・・」