本当は

自分へのプレゼントだったりする。




手…くらいいいだろぉ。



今日は、よく我慢できました、俺!!


 
何度もやばかったけど、

好きだと言わずになんとか今日を終えることができそうだ。





「先生…ありがとう。」



「俺の方こそ…ありがとな!」



俺のありがとうを、掃除のお礼だと勘違いした矢沢は

片付けならいつでも手伝うよ!と笑った。



俺の心を幸せな色に染めてくれたことへの『ありがとう』なんだよ。



寂しい俺の心の中に咲いた一輪の花。





言わないけど


言えないけど…



俺はお前が好きだよ。