ええええええ・・・



まじ・・・??








そっか。



そうだよな。





俺から別れようと言ったんだから仕方のないことだよな。





でも・・・



ダメージ大。



ショックは隠し切れない。






隣で泣き出す直の頭を撫でながら、俺は平気なフリを続けた。



でも、ついついブレーキを踏む足に力が入る。




だってさ…


彼氏、いたんだ。




短い間だったらしいが。



って言うか、まだ別れてないってこと?





今日、その彼氏とのデート中に・・・


やっぱり俺じゃなきゃだめだって気付いて、車から飛び出てきたんだって。






すごいことをする奴だなぁ・・・


危ないだろ。




でも、サンキュ。




俺を選んでくれて、ありがとう。