ちょっとへこんだ俺の気持ちを

立ち直らせてくれたのは…


やっぱり矢沢だった。




夜の電話。


『今日の先生、最高にかっこよかった!!マジ、かっこいい!!』


矢沢は興奮気味に電話の向こうではしゃいでくれた。


「お前の為に走ったんだよ。」


俺のそのセリフに…


何も言わない矢沢。



もしかして、照れてんの??


かわいい!!!




「矢沢、どした?もしかして、照れてんの?」



『先生のばか!!眠れなくなるじゃん!!』





こんな会話を繰り返し、俺は日に日に矢沢を好きになった。