一日中。

空ばかり見てた。
くるくる変わる空の顔に飽きなかったけど。

何か探してた。


小さな光がたくさん輝く闇の中。


人を見つけたの。
空と同じ色のキレイな瞳。

目が離せなくて…
忘れられなかった。


だけど。


あなたの住む世界は遠くて。

見上げてた空みたいに、
手が届かなかった。

それでも。

傍に行きたい。
そう願ってしまった。